「えがお  つなぐ  ものづくり」深沢組

部屋のあかり

部屋のあかり

みなさんこんにちは。
先日、某協力企業の弊社担当営業さんがご来社。ご自宅の照明器具の話に。

私が家づくりの際に考えている事を少しだけお話するとすごく喜んでいただけました。今日はそのことについて記してみます。

どんな風に暮らすのかを考えて。

照明器具が活躍するのは日本全国共通で夕方~夜。家族の団らんの時間から眠りにつくまでの時間帯ですよね。
私は所謂オレンジ色の電球色をおススメします。帰宅したとき、窓からオレンジ色の光がこぼれているのを見た時や、あたたかな光に包まれながら家族と過ごす時間はとても幸せに感じます。
ボワ~っとした灯りはなんだかリラックスできて、家ではゆっくりと落ち着いて過ごしたい私にはすごく合っているなと思っています。
そんな雰囲気的なところも好きなのですが、他にもおすすめする理由があります。

生体リズムを整える。

人間の体は周囲の環境に合わせようとする特徴があります。昼間は太陽光のような白い光、夕方から夜は陽が沈む頃のオレンジ色の光を浴びる事で、昼は活動し、夜は睡眠を取るという人が本来持っている生体リズムが整います。

昼は外光を取り込み、夜は照明器具でオレンジ色の光をつくる事で、体が就寝に向かう生体リズムを整えやすい環境をつくれます。
夜も外光のような白っぽい色の光の中にいると生体リズムが乱れ、眠りが浅くなったり、子供が中々寝なかったりといった事が起こる可能性が高まります。

逆に言えば、昼間活動をする事務所や学校などは白っぽい光の照明や外光を取り入れた方が有効といえますよね。なので、在宅ワークなどをされている方は、色温度の調光ができる照明器具を取り入れると良いと思います。昼光色にも電球色にもできる照明器具です。デザインは限られてしましますが、最近ではダウンライトにもその機能が付いたものが出ています。

日中は窓から外光や昼光色の光をつくり、夕方には電球色に切り替える事で、生活にもメリハリが生まれます。

自律神経も整う。

昼間活動し、夜寝るという生活が習慣化すると自律神経のバランスも整うそうです。自律神経とは、全身の内臓機能を調整するために作用している神経の事で、体が覚醒している時は「交感神経」が、安静時には「副交感神経」が活発になります。

現代人は、不規則な生活やストレスにより交感神経が活発になりがちで、副交感神経とのバランスが乱れてしまっているそう。この自律神経の乱れが臓器など体の不調となって現れてきます。

自律神経を整える事が健康につながるとも言い換えられますね。

オレンジ色の光の中で一家団らんを愉しみ、生体リズムを整え、自律神経も整えられるなんて一石三鳥いや四鳥かも!

照明も住まいをつくる上で、とっても重要だと私は思っています。

睡眠でお悩みの方、試しに就寝の2時間くらい前から、いつもより少し暗めの電球色で過ごしてみてくださいね。

深澤健

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