「えがお  つなぐ  ものづくり」深沢組

思いの巡環

思いの巡環

先日、YKK様の黒部製造所に視察に行ってきました。弊社の基本仕様である樹脂窓をつくっているメーカーさんです。今回見学した黒部は、創業者吉田忠雄氏の生まれ故郷であり、お膝元でもあります。

黒部では樹脂窓は製造しておらず残念ながら製造過程は見る事ができませんでしたが、アルミサッシやアルミカーポートなどの製造過程を見学させていただきました。
また、パッシブタウンという元々社員寮があった場所に高性能な共同住宅が立ち並ぶ街が出来ており、そちらも見学させていただきました。住環境と周辺環境に配慮した魅力的な街並みが出来上がっていました。雪国である黒部の快適な住環境に必要不可欠な窓には、優れた日射取得と断熱性能を兼ね備えたYKKAP製の樹脂窓が採用されていました。

これだけでも十分見る価値はあったのですが、私が感動したのは、創業者 吉田忠雄氏の言葉『善の巡環』。善い事をすればいずれ自分に返ってくるという言葉です。彼は「他人の利益を図らずして、自らの繁栄はない」とも言っています。
「善い事=人を喜ばせる事=他人の利益」 と解釈しました。利益というのはお金だけの事ではなく、笑顔になる事・幸せになる事も間違いなく利益の一つです。

この『善の巡環』の考えが社員の皆さんに確実に継承されていることを感じることが出来ました。また、開発者の方のより良い商品を開発しようという意欲や情熱、説明してくださる社員さん達の熱意や商品に対する愛情が言葉や態度から何度も何度も感じる事ができ、なんとも言えない幸福感を味わいました。
これから先も私たちの設計する家に、YKKの皆さんの愛のこもったサッシが取り付く事を想像すると今まで以上に心強く感じました。

これからも自信を持ってみなさんにご提案できます。これも善の巡環ですよね。
その窓をどう活かすかは私たち次第!
窓から差し込むあたたかな日差し、心地よい風、そして窓に映る故郷の風景…。

窓辺が快適になる設計を心がけたいと思います。

深澤

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