4人家族のお住まいです。

約22畳のLDK、主寝室、水回りを1階、2階には子供部屋を配置しました。キッチンに立つとダイニング・リビング・ウッドデッキ越しに庭も見渡せ、小さなお子様を見守れるよう計画しました。
光がやさしく反射し、居心地の良い空間になるようお客様と素材の選択をしました。天井高は標準の2.2m。天井高にメリハリを付ける等、圧迫感を感じない空間づくりを意識しました。

外観は、このあたりにもまだ残る養蚕農家を彷彿とさせるデザインとしました。周辺に緑が多い地域であった為、杉板材の外壁（ウッドロングエコ塗装）を採用する事で、周囲に溶け込み街並みに溶け込む外観となりました。

長期優良住宅
耐震等級３
BELS☆☆☆☆☆
UA値　0.34

［身体が不自由になって来た高齢者の方に温泉旅行気分を味わってほしい。］

デイサービス施設を営むオーナー様からのご要望は、『温泉』『介護施設っぽくない外観』の2つ。

畑に囲まれた周辺環境と調和するよう外壁には杉材を採用しました。
建物のプロポーションを意識した、深く長い軒深い軒は日射遮へいの効果も大きく、その軒下に守られたウッドデッキは、気軽に外へ出られる空間に。
74㎡を確保した機能訓練室（利用者が主に集まる部屋）から季節の移り変わりを楽しめるよう目隠しを兼ねた植栽スペースには数種類の樹木を植樹しました。
工事中からお散歩中の近所の方には「カフェでもできるんですか？」と聞かれるような素敵な外観です。

ゆっくりと入浴しながら赤城山を観賞できるよう、大浴場を北面に配置しました。大浴場は全体的に落ち着いたトーンになるよう素材を厳選し、温泉旅行気分を味わって頂ける空間となりました。

木造平屋建
耐震等級３
UA値　0.44　

30代男性（単身）の住まいです。結婚と子ども1人を想定した空間構成になっています。
幼少期の経験から、どこにいても家族の気配を感じる住まいにしてほしい、という住まい手の思いを形にしました。すべてオープンの広い空間にするのではなく、それぞれの居場所を作りつつも話声や生活の音が聞こえ、姿が見えなくてもどこか安心できる。そんな設計を心がけました。パッシブデザイン設計で太陽や風が心地よい住まいになりました。

BELS☆☆☆☆☆
耐震等級3
UA値 　0.32 W/㎡K
ηAc値　1.4
C値　 0.2

お施主様は60代。LDKと寝室、それと趣味の部屋。趣味の木彫りに没頭できる部屋を設けました。床材は長野産の松。群馬県産材の杉をリビングのアクセントとして使用しました。 外観は、杉材とアクリルコートこて仕上げ。白い壁に木目がアクセントになっています。数年をかけて、シルバーに変色していく経年変化も楽しんでもらいたいと思っています。